先日『VTuberを支える技術を学ぼう 初心者歓迎学生さん3Dモデリング体験』と題してxR系のイベントを行いました。
7月に小さなプレイベントを行ったのですが、今回は品川のMicrosoftさんの会場をお借りして夏から企画し、初めての本格的なイベントとなりました。
今回は忘備録としてまとめます。
・XDreamersとは?
2019年私と先輩HoloRanger(※)であるホロモンさんと立ち上げたxR×クリエイターコミュニティです。
XDreamersと書いて くろすどりーまーず とよびます。
リアルとデジタル、人と人、Technologyと人、昨日と明日、業種と業種、様々なものがX(クロス)する技術の中でわくわくすることをしながらそれぞれの夢を追いかけたいという思いで名付けました。
もともと一年前全くのIT知識がなかった中、コミュニティの人たちによって体感した「自分でxR世界をクリエイトする楽しさ」を多くの人に伝えたい、そして彼らと多くの体験や作品を共有して何かを吸収して、自分の世界に生かしたい。
何よりコミュニティの中で成長した自分が今度は何か恩返ししたい。
そういった思いで自分たちもクリエイターでありながら参加者と何かをクリエイトしたい、もっとxRでわくわくしたい!わくわくを共有したいと思いイベントを企画しました。
余談ですがホロモンさんブログ『MRが楽しい』は私の人生に大きな影響を与えたわかりやすい記事が多いので是非見てみてください
・今回のイベント
イベント名:Vtuberを支える技術を学ぼう!初心者歓迎学生さん3Dモデリング体験 2019/10/19
開催日時: 2019年10月19日(土曜日)
会場 :日本マイクロソフト株式会社
イベントページ:https://xdreamers.connpass.com/event/148409/
・内容
・午前中
VRoid Studioを用いて参加者それぞれが3Dキャラクターモデルを作りました。
VRoid Studioはユーザーも増え「すでに触ったことあるよ!」という参加者もいましたが、ペイント3Dを用いたお手軽洋服作成や髪型編集のちょっとしたウラワザなどすでに触ったことある人もそうではない人も、楽しみながら作成できたと感じています。
・午後
Blenderを用いて眼鏡の3Dモデルを作成して午前中に作成したそれぞれのキャラクターに眼鏡をかける体験をしました。
イベントの最後はMicrosoft HoloLensを用いて完成した自分自身のキャラクターと画面越しではなく現実空間で対面しました。
xR系イベントではハンズオンも多くハンズオンも多く開催されていますが、自分で作成した3DのキャラクターをxRを用いてみるという今回のイベントはエンジニアというよりはクリエイター系でとても面白いのではないか?と企画しましたが、参加者からの声もとてもうれしい感想ばかりで、『やってよかった!また企画しよう!』というのが私の感想です。
今回「初心者歓迎学生さん」とつけていたのは、わくわくする先端技術を初体験の中高生に見せたら彼らなりのだれにも思いつかない素晴らしいアイデアや感想が出るのではないか?
そういった機会を作りたい という思いもあってのことでしたが、参加者の中のある高校生から「HoloLensをなめていた!」という声が上がりHoloLensをコミュニティとして愛する身として内心(おお!その声が聞きたかった!)とうれしいのと自分自身が初めてHoloLensを触った時のことを思い出しました。
きっと彼の表情は私が初めてHoloLensを触った時と同じだったと思います。
感想
今回のイベントは今年1月から「こういうことやってみたいな」と考えていたものでした。
企画から運営まで行ってみて、一番感じることは参加してくれた方々への感謝です。
参加者があってのイベントです。そして参加してくださった方々がSNSで発信してくれたり、PCにノートをとっていたり、作りながら何かを感じてくれている印象を持ちました。
私自身参加者から得るものは大きかったです。
・仲間への感謝。
私一人では今回のイベントは実現できませんでした。それぞれが界隈で活躍しながらも夢を追い続けるクリエイターであり、xR界の先輩です。ありがとうございました
・コミュニティへの感謝
今回イベントを行うにあたってHoloLensやxRのコミュニティで出会った多くの方々のアドバイスや応援がありました。ありがとうございました
次回イベント
年内にもう一度考えています。
次はキャラクターを作って動かすところを考えています。