夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

HoloLensの故郷へ行ってきた! その④ Microsoft本社と人々 HoloLensチームとのミーティング編

 2019年8月26日から9月6日までアメリカ合衆国ワシントン州にあるレドモンドという町へ行ってHoloLensに関する特別な旅をしてきました。

 初めての一人海外旅だったので見るものすべてが初めてのもので多くのことを学びました。

 また、HoloLensの製品開発チームの方々とお会いしお話しすることができ、次の何かへの新たなスタートラインへ立てた貴重な体験でした。

 前回から数回にわたって私の体験を残しています。

 前回の記事はこちらです。

redhologerbera.hatenablog.com

〇HoloLensチームとのランチミーティング

 今回の旅の目的はMicrosoft本社のHoloLensチームの方々に会いに行くことでした。

 現地時間9月5日、待ち合わせは正午でしたが、10時過ぎに本社で働く日本人である前回記事で紹介した牛尾さんと、日本で活躍されているちょまどさんと合流し私の伝えたいこと、HoloLensの愛、夢などに関して前もって聞いていただきました。

 12時、Commonsの入り口でHoloLensチームの方を待っていたところ、「TYPE IN SPACE」の開発者であるYoonさんを先頭に10名ほどの方々が、やってきて緊張した私と握手をしてくれました。

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Juliaさんとちょまどさんと私
 一人一人挨拶と握手をしたのですが、私が愛しているHoloLensやそのSDKであるMRTKの生みの親である彼らとの握手は感動で手の震えを押さえられなかったです。  f:id:Holomoto-Sumire:20191120154214j:plain f:id:Holomoto-Sumire:20191123213552j:plain

 あいさつの後ビュッフェ形式でそれぞれの好きな食べ物を持ち寄り同じテーブルを囲みました。

 私はHoloLens 2の発表の際世界中のHoloRangerを熱狂させた世界初のデモンストレーションをおこなったJuliaさんとYoonさんの間に座りました。 f:id:Holomoto-Sumire:20191123205647j:plain    ランチタイムが始まるとすぐにYoonさんが私のHoloLensをほかの方々に紹介しました。

   私のHoloLensは私にとってもう体の一部といってもいいほど特別なものです。

 ケースにはランチミーティングにも同席していただいたちょまどさんのサインとともに描いていただいた私の半身であるキャラクターのイラストがあり、HoloLens本体も私のステッカーと毎日2時間以上の使用で傷んでしまいそうなか所にテープを巻いて保護しており、大切に扱っていると言っていただきました。  

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My HoloLens
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・HoloLensのコミュニティーの先駆者 Jesseさん

 私がどうしてもHoloLensチームの皆さんにお伝えしたかった「私が日本のHoloLensコミュニティーの中で成長したことと私の夢」についてお話ししたとき、私の隣に座ってくれた人が Jesseさんです。

 彼は世界で初めてHoloLens 1stを手に入れたのちHoloLensコミュニティーを作り出し、HoloLensチームに入ったと聞いています。

 HoloLensコミュニティーの生みの親です。 f:id:Holomoto-Sumire:20191123212532j:plain

 身長もですが、体格も大きい方で最初失礼ながら「強そう!」と思ってしまったものの握手をしたとき、優しさと温かさが手から伝わってくると感じました。

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Jesseさんとの握手 

 ランチ中もそれは同じで、とてもやさしい‥‥しかし強い熱を持っている人と感じました。

 彼は私のストーリを聞いて「自分(Jesseさん)は君のために何ができるだろう?」と聞いてくれました。

 私は頭が真っ白になりかけながらも思ったままに「逆に私が世界のコミュニティーに対してできることはありませんか?」と返しました。

 その時の「一緒に考えよう」というJesseさんの言葉は、私の中に私自身が世界のHoloRangerとつながりたいという新しい夢を生みました。

・HoloLensチームのスペシャリスト

 一人一人がその分野のスペシャリストですが、とても仲の良い印象を受けました。    ネイティブな英語で細かくどんな話をしているのかはわかりませんでしたが、そのトーンや姿を見ると彼らがステキな関係であることは一目でわかりました。

 また、それはお互いをリスペクトしあう関係のようにも見えました。

 私は開発経験もWindowsMacの違いすらあいまいな中可能性を感じHoloLensを手にしたときは、2時間付けてないと気が済まないほど溺愛して、一年半後に生みの親であるスペシャリストな方々に会える日が来るとは想像すらしておらず、この機会はゴールではなく新たなスタートラインのように感じます。

 HoloLensチームの方々からとはまだまだ文字にできないほど素敵な時間を過ごしました。

 次回もHoloLensチームとの時間を紹介します。