Windows 10(RS1)以降では[デバイスポータル]と呼ばれる機能を使用することができます。
開発者向けの機能で、他デバイスで接続することでマシンの内部情報を得ることができます。
Microsoft HoloLensではデバイスポータルを使用してアプリケーションのデバッグやHoloLensで撮影した写真・動画を取得する、アプリケーションパッケージのデプロイ、実行中のアプリの強制終了など様々なことが行えます。
〇デバイスポータルで写真を取り込む
HoloLensを起動し外部マシンからデバイスポータルに接続します。
デバイスポータルへの接続は前回の記事を見てください。
デバイスポータルのサイドバーから[View]→[MixedRealityCapture]を選択します。
[Videos and photos]いかにはHoloLensで撮影された写真や動画が撮影日時、ファイルサイズとともに表示されます。
メディアを確認するためには[Play]もしくは[File name]を選択します。
ダウンロードするためには[Save]を選択します。 PCへダウンロードすることができます。
[Delet]を選択することでHoloLens側からメディアが削除されます。
〇Capture
Capture機能はHoloLensのユーザー視点の映像を表示させることができます。
ラグは5秒ほどありますがほぼリアルタイムなHoloLensのキャプチャが行えます。
また、表示させる設定でアプリの音源やホログラムのみ表示など細かく設定できます。
HoloLensのMixedRealityCaptureにはもう一つ[接続]アプリを使用したものがあります。 [接続]アプリと比較してデバイスポータルでのMixedRealityCaptureはラグがありますが、表示設定などと合わせ撮影したメディアをその場で取り込めることが利点となっています。