MixedRealityToolKit(以下MRTK)にはExamplesというデモサンプル集が含まれています。
Examplesを理解すればMRTKの機能の使い方を学習することやノンコーディングでのアプリ開発が可能になります。
前回からUX/Interactables/InteractablesExamplesを見ています。
前回はNearInteractionSampleを見ていました。
〇Interactables/Custom Object Examples
コーヒーカップ、ボタン、ボール、バルーンが並んでいます。
これらには[Interactable.cs]がアタッチされており、プレファブとして提供されています。
開発者は状況に応じてアプリケーション内にプレファブとして配置して[Interactable]のイベントを指定することですぐにUIとして使用することができます。
●CoffeeCup
●Model_PushButton
ボタンのオブジェクトにはカーソルが合うと青白く[HoverLight]が浮かび上がるMaterialが使用されています。
ボタンにHandが触れるとボタン部が押し込まれるアニメーションが実行されます。
●Model_Bucky
ボールにカーソルが合うとボールが半回転するアニメーションを行います。ボールに触れるとさらに回転します。
●balloon
バルーンにカーソルが合うとスケールと色が変化します。またそのままバルーンに触れると別の色に変化します。
これらは[Interactables.cs]の[Profile]に設定されている[Theme]で行っています。
[Theme]に関しては前回の記事でも見ていますので参考にしてください。