Windows10デバイスでは『接続』と呼ばれる標準アプリケーションを用いることで、非ネットワーク環境下でUSBなどのコードを用いずに他Windows10デバイスをサブディスプレイとして用いることができます。
WindowsであるHoloLensでは、ユーザーの視点をほぼリアルタイムで他のWindows10デバイスに移し、アテンドやユーザー以外のゲストに対してコンテンツをリモートで管理することができます。
『接続』アプリを使用するためには2台のWindows10デバイスが必要になります。
〇Windows10 PCの場合
Windows10PC同士を使用することで一方のディスプレイをもう一方のサブディスプレイとして用いマルチディスプレイでの作業が可能になります。
ここではメインとなるPCをホスト、ディスプレイ画面をホストに提供するサブディスプレイをゲストPCと呼びます。
●1.ゲストPC側でWindowsアイコン(スタートメニュー)から『接続』アプリを起動する。
●2.ホストPC側でスタートメニューから「設定」→[システム]→[このPCへのプロジェクション]でプロジェクション画面を開きます。
●3. ホストPC側でタスクメニューよりサイドメニューを展開します。[接続]をクリックします。
●4. ゲストPCの名前が表示された場合、選択をすることでプロジェクションが開始されゲストPCのディスプレイ画面にホストPCの画面が表示されます。
プロジェクションモードを[拡張]に設定することでサブディスプレイとして使用することが可能になります。
〇Microsoft HoloLensの場合
HoloLensの場合は[拡張]としては使用ができませんが、ユーザーの見ている視点を画面にミラーリングすることができます。
●1.ゲストPC側でWindowsアイコン(スタートメニュー)から『接続』アプリを起動する。
●2.HoloLensのメニュー下部の[Connect]をAirTap
●3.PCと同じくリストにゲストPCの名前が現れるのでAirTapして選択
●4.ゲストPC側でミラーリングが始まります。