夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

VRoid Studio を更新する

   久々のキャラクター枠です。

 昨日はTerreSculptorで地形を生成したので(もう少し勉強してエクスポートしてUnityにもってくるまでやります。)今日はキャラクターです。

VRMとは?

 2018年からVrmと呼ばれる新しい規格が生まれました。

 これはUnity Humanoidを持つGltf2.0がベースの人型3Dアバターの企画で、今までクリエイターによってボーンの数など統一性がなく、一つのアバターを複数の別々な開発者が開発したアプリケーション環境で実行する際に不具合が生まれることがありました。

 こういった問題を解消しマルチな環境で使用できるアバターとしてvrmが生まれました。

vrm.dev

VRMは開発者にとってはUnityで用いることができるSDK、[UniVRM]を使用してキャラクター表現周りの実装を簡単に行うことができます。

ユーザーにとっては自分のVRMキャラクター一つでキャラクター自体を改変する必要なく様々なアプリケーションで使用することができます。

このVRM規格のキャラクターを簡単に作成できるツールが『VRoid Studio』です。

vroid.com

このツールはVRMのキャラクターをいくつかのパラメーターを操作することで簡単に作成することができます。

2020年5月14日現在v0.9.1が最新版になります。

私が使用しているバージョンがv0.8.2のため更新を行います。

〇古いバージョンのアプリの削除

 デスクトップにある古いバージョンのVRoidStudioを右クリックして[削除]、もしくはゴミ箱に入れて消してしまいます。

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〇新しいバージョンのインストール

  vroid.com

上記VRoidHubのサイトから自分の環境にあったバージョンをダウンロードします。

f:id:Holomoto-Sumire:20200514101746j:plain

ダウンロードしたzipファイルを解凍します。

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解凍が終わるとVRoidStudio-v0.9.1-win(今回のバージョンの場合)フォルダが作成されます。 この中の[VRoidStudio.exe]をクリックして起動します。

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新しいバージョンになり以前のバージョンで作成したアバターが引き続き使用できます。

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以上で更新が完了しました。

VRoidStudioの場合アプリケーションフォルダとは別に[avatars]と呼ばれるフォルダがあり、その中にVRoidStudioで作成したデーターが保存されているため、この[avatars]フォルダを弄らない場合アプリケーションフォルダを削除しても作成したデーターが消えることがないようです。

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以上でVRoidStudioの更新が完了して最新版が使えるようになりました。