本日はUnityの表現調査枠です。
Unityでは人型キャラクターモデルを扱う規格としてUnityHumanoidアバターと呼ばれる仕組みがあります。
この仕組みによってHumanoidアバター同士であればアニメーションの使いまわしができます。
これによって多くのアニメーションがUnityAssetStoreを中心に有料、無料で配布されています。
有名なものでいうとUnity-Chan Candy Rock Starなどがあります。
今回はこのUnityHumanoidキャラクターをより生き生きさせるために呼吸のアニメーションを実装します。
今回はこちらの記事で公開されているスクリプトを用いました。
〇BreathControllerを使用する。
上記ブログ内で公開されているBreathControllerをダウンロードして.Zipファイルを解凍、Unity内に配置しました。
次に呼吸を行う対象となるHumanoidoアバターのキャラクターをscene内に配置します。今回はVRoidStudioで作成、Blenderで調整したオリジナルのキャラクターを用いました。
HumanoidキャラクターにBreathControllerフォルダ内の[BreathController]をアタッチします。 BreathControllerはAnimatorがアタッチされている必要があります。
ここでは『AnimationControllerが無い』という注意が出ています。
Blenderを用いてAnimationClipを作成し、AnimationControllerを作成、追加しました。
Blenderを用いたHumanoidAnimationの作り方に関しては過去の記事を参考にしてください。
この状態で実行すると作成したアニメーションに加えキャラクターの胸が周期的に動いていることが確認できます。
下のGif画像はBreathControllerが適応されていない状態です。
BreathControllerを使用すると自然に胸が動きます。
これでUnityHumanoidキャラクターに呼吸をさせることができました。