本日はHoloLens 2のアプリレビューです。
〇MRTKExample Hubとは?
HoloLensのアプリケーションを作成するための便利なツールとしてMicrosoftが提供しているpackageのMxiedRealityToolkitのデモシーンを一つのアプリケーションとしてまとめたものです。
そのため開発者やHoloLens 2を初めて触るユーザー向けのアプリで、HoloLens 2でどのようなことができるのか? どのように開発を行うべきなのかを確認するのにとても有用なアプリです。
〇ダウンロード
MRTKExample HubはMRTKのGitHubのリリースページから入手できます。
[MRTK.Examples.Hub_2.4.2.0_ARM_HoloLens2.zip]を選択してダウンロードします。
解凍したファイルの中には[MRTK Examples Hub_2.4.2.0_arm_Master.appxbundle]があります。 これがアプリケーションファイルになります。
〇デバイスポータル経由でデプロイ
HoloLens 2をデバイスポータルに接続します。
・USBでの接続
PCとUSBでつながっている場合ブラウザを開いて[127.0.0.1:10080]と検索します。
・ネットワーク経由の接続
HoloLens 2で[Settings]を開いて[Netwark & Internet]を開き自分が接続しているネットワークの[Advanced Options]を選択します。
画面中部にある[IPv4 address]に記載されているIPアドレスをUSB接続時と同じようにブラウザの検索で入力します。
ユーザー名とパスワードが聞かれるので入力することでデバイスポータルが開きます。
左サイドの[View]から[Apps]を開きます。 ここでは起動しているアプリケーションなどの状態をみれるほかアプリのインストールが行えます。
左上部の[Deploy Apps]の[参照]を選択します。
ウィンドウが開きフォルダが選択できるので最初に解凍した[MRTK Examples Hub_2.4.2.0_arm_Master.appxbundle]を選択します。
最後に[Install]を選択することでインストールが始まり成功することでHoloLens 2にMRTK ExampleHubがインストールされます。
これでHoloLens 2にMRTK ExampleHubがインストールできました。
デバイスポータルを使用したデプロイはHoloLens 2の接続しているネットワークとユーザー名、パスワードがわかれば自分以外の所有するHoloLens 2にもUSBで接続することなく遠隔で行えるため、非常に便利な機能です。