夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Microsoft Map-SDK for Unityを使用する その1 導入

本日はツールの調査枠です。

HoloLensのメーカーであるMicrosoftからはMixedRealityToolkit以外にも多くの開発者向けのSDKが公開されています。

 その一例として今回は[Microsoft Map-SDK for Unity(以下Map-SDK)]を使用します。

〇Map-SDKとは?

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Map-SDKを用いること地図アプリを作ることができます。

MixedRealityデバイス用に提供されているため、地形や場所によっては建物か立体的に表示されます。

〇今回作ったもの

今回は[Microsoft Map-SDK]と気象APIを用いて指定した場所の立体的な地図とその場所の気象情報が表示される簡単なアプリを作りました。

youtu.be

〇Unityへの導入

Githubソースコードを入手します。

github.com

公式のReadMe(ドキュメント)ではUnityのパッケージマネージャーを使用して導入する方法が掲載されています。

①[エクスプローラー]からUnityのプロジェクトフォルダの[Projects]フォルダ、[manifest.json]を開きます。

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②冒頭に次の分を追加します。
  "scopedRegistries": [
    {
      "name": "Maps SDK for Unity",
      "url": "https://unity.virtualearth.net/npm/registry/",
      "scopes": [
        "com.microsoft.maps"
      ]
    }
  ],

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③Unityを開き上部の[Window]から[Package Manager]を開きます。

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④Map-SDK for Unityがリストに追加されているのでインストールします。

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以上でUnityへの導入が完了しました。

もし導入できない場合はGitHubからダウンロードしたサンプルプロジェクトから作成するか、サンプルプロジェクトの[Assets]中ファイルと[Pakcage]ファイルの中身を移植することで既存のUnityプロジェクトに導入することができます。

〇Map-SDKの構築

Map-SDKを導入したら次にSDKを使用できるようにします。

①からのゲームオブジェクトを作成し[Add Component]で[Map Session]コンポーネントおよび[Map Renderer]コンポーネントを追加します。

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[Map Renderer]コンポーネントを追加すると[Map Copyright Layer],[Map Data Cache],[Box Collider]コンポーネントがそれぞれ追加されます。

②[Developer Key]を入力します。

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Map-SDKを使用するためにはBing Map の開発者登録が必要です。[Developer Key]はこの開発者情報を入力します。

・以下のリンクから[Sign In]でMicrosoftアカウントでサインインすると開発者情報を登録できます。

www.bingmapsportal.com

サインインすると開発者情報のマイページに飛びます。上部の[My Account]から[My Keys]へと飛びます。

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[Click here to create a new key. ]を選択して新しいキーを作成します。

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アプリ名と[KeyType]とアプリのタイプを入力してキーを発行します。

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情報を入力すると新しくリストに並びます。[Show Key]をクリックするとキーが現れます。 

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③[Key]を入力します。

Unityへ戻りコピーしたキーを入力します。

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④scene上に世界地図が現れます。

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キーの入力が正しく行われると世界地図が出現します。

以上でMicrosoft Map-SDK for Unityの導入が完了しました。

次回以降詳しく使っていきます。