夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Tokyo HoloLens Meetup vol.22 でLT登壇しました

本日はイベント登壇枠です。

昨日HoloLens Meetup Vol.22にてLT枠で登壇しました。

〇HoloLens Meetupとは?

HoloLens Meetupは日本のHoloRangerや、HoloLensって何?と興味のある方が知見を共有したり情報を収集できる日本のHoloLensコミュニティで一番大きいイベントです。

コロナウィルス以前は品川のマイクロソフト社で集まって、作ったアプリの見せあいなど非常に盛り上がっていました。 コロナウィルス以降は主にオンラインで、Youtube配信を交え開催されるようになりました。

今回はVol.22でした。

hololens.connpass.com

〇登壇内容

筆者は今回のイベントで一番最後に登壇させていただきました。

内容は『HoloLens1stつかってる?』という題でHoloLens 2が主流になりつつある界隈でHoloLens1stから入ったHoloRangerはHoloLens2だけでなく 1stも使って何かできないかなという話です。

〇スライド

〇Multiuser Capabilities tutorial

今回はHoloLens 2でのMicrosoft公式のチュートリアルを用いて応用しました。

docs.microsoft.com

このチュートリアルではPhotonを用いて複数台のHoloLens 2間でのシェアリング(オブジェクトの共有)を試すことができます。

 シェアリングはHoloLensの機能で、通常HoloLensのMixedRealityの世界は体験しているユーザーとその一人称視点の目線でのみ体験でき三人称視点では何をやっているのか見ることはできません。

 シェアリングを用いることであるHoloLensユーザーの見てるオブジェクトをまるで現実のオブジェクトのようにほかのHoloLensユーザーからもそのユーザーごとの視点で見ることができます。

 Multiuser Capabilities tutorialでは通信機能に[Photon]を用いて、複数のHoloLensの位置座標合わせに[Azure SpatialAnchor]を用いています。

 このデモは神戸を中心に活動されている堀尾さんという方が非常に分かりやすい解説で記事にされています。

HoloLens 2 公式チュートリアル「Mult-user capabilities tutorials」を試してみた [前編] - Qiita

qiita.com

また、チュートリアル実行時に公式のドキュメント及び上記で紹介させていただいた記事では記載されていないPhotonでエラーが発生することがあり、これに関しては熊本を中心に活動されているガチ本さんが記事にされています。

qiita.com

筆者はこのチュートリアルをHoloLens 1stに応用してHoloLens 1stとHoloLens 2同士でのシェアリングを実現しました。

これによってHoloLens 2のアプリであってもHoloLens 1stを使用してアテンド時にユーザーが見ているものをより把握してより良い進行を行うことができそうです。

こちらに関しては後日記事にします。

〇実機での動画

・HoloLens 2から見たHoloLens 1stとのシェアリング

www.youtube.com

・HoloLens 1stから見たHoloLens 2とのシェアリング

www.youtube.com