本日はMRTKExamples の調査枠です。
前回に引き続きElastic System Examplesを調査します。
〇Elastic System Examplesとは?
Elastic System ExamplesはMRTKで物理シュミュレーションを提供する機能を見ることができるデモシーンです。
〇Advanced Configurations
[Advanced Configurations]は前回見た[Basic ObjectManipulator Integration]同様3つのオブジェクトで構成されています。
〇3D Interval Extent
このオブジェクトでは青い枠で構成されたエリアの中は[Platonic]オブジェクトで動かして配置することができますが、エリアの外へ出すとエリアの中に引き戻そうとする力が働きます。
青い枠で構成されたオブジェクトは目安のようなオブジェクトでElastic Systemの機能とは直接は関係ありません。
[Platonic]オブジェクトは[Icosa]オブジェクトの子オブジェクトとして存在し[Icossa]オブジェクトにアタッチされているコンポーネントで[Platonic]オブジェクトの移動を管理しています。
[3D Interval Extent]オブジェクトでは[Icossa]オブジェクトの[Elastics Manager]コンポーネントの[Extent]の値によってElasticSystemの機能する範囲を設定しています。
デフォルトで[0.1]が設定されており、見た目上の目安となる青枠のオブジェクトのscaleに合わせられています。
これによって[Icossa]オブジェクトが[0.1]の範囲より外に出た場合にElasticSystemが機能するようになっています。
[Extent]の値を変えることでElasticSystemが機能する範囲が変わることが確認できます。
以上で3D Interval Snappingが理解できました。