本日はオリジナルUI開発枠です。
本ブログではHoloLensで使用するためのオリジナルのUIを作成してGitHubで公開しています。
今回アプリケーションでDial型UIを使用したかったので簡単に作成しました。
〇下準備
①空のゲームオブジェクトを作成し[Dial]と名付けます。
このオブジェクトがDialUIのルートオブジェクトになります。
②Unity Primitive3Dオブジェクト(Unityで作成できる3Dモデル)から[Cylinder]を作成、[Dial]オブジェクトの子オブジェクトとして配置します。
③[Cylinder]オブジェクトのinspectorウィンドウから[Transform]のscaleを[0.1,0.03,0.1]を設定します。
〇オブジェクトの回転
①[Cylinder]オブジェクトに[ObjectMaipulator]コンポーネントと[NearInteractionGrabbable]コンポーネントをアタッチします。
これで[Cylinder]オブジェクトが移動できるようになりました。
次に移動を制御します。
②AddComponentから[MoveAxisConstraint]を追加します。
・[Hand Type]と[ProximityType]を[Mixed...]に設定します。
・[ConstraintOnMovement]を[Everything]を設定します。
これで移動が制限され、回転のみが機能するようになります。
③回転軸を制御します。[RotationAxisConstraint]オブジェクトを追加します。
④[ConstraintOnRotation]に[x,z]を選択します。(表示は[Mixed...]になります。)
これでY軸のみの回転が機能します。
これでDialの見た目上の機能が完成しました。
次回機能を実装します。