夜風のMixedReality

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HoloLensのアプリランチャーで使用できる3Dモデルの制約を調べる。 ポリゴン数の下限

本日はHoloLens 2アプリランチャーの調査枠です。

一昨日HoloLensの3Dアプリランチャーを実装しました。

redhologerbera.hatenablog.com

今回は昨日に引き続き調査した3Dアプリランチャーで表示できるモデルの制約について調査します。

昨日はモデルの表示限界のポリゴン数を調査しました。

redhologerbera.hatenablog.com

〇3Dアプリランチャーとは?

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 3DアプリランチャーはMxiedRealityHome(HoloLensで排他的アプリを起動していない状態)で表示される3Dオブジェクトで、ユーザーはこのオブジェクトにtouchすることでアプリを起動することができます。

 3Dアプリランチャーが設定されていない場合は2Dウィンドウのアプリランチャーが表示されます。

昨日はモデルの表示数上限のポリゴン数を調査しました。

〇モデルのポリゴン数の下限

Sphere:960ポリゴン

こちらはBlenderで生成できるプリミティブなSphereです。

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Sphere:100ポリゴン

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BlenderSphereを[デメシート]モディファイアを使用してポリゴン数を落とした球です。 f:id:Holomoto-Sumire:20201122222139j:plain

こちらは問題なく表示されました。

Sphere:10ポリゴン

②をさらにポリゴン数を落としたSphereです。

f:id:Holomoto-Sumire:20201122223403j:plain

こちらも問題なく表示されました。

f:id:Holomoto-Sumire:20201122223057j:plain

④1ポリゴン

3つの頂点によるひとつの面です。

3Dモデルの最小単位です

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こちらも問題なく表示されました

〇まとめ

3Dアプリランチャー用のモデルにポリゴン数の下限がないことがわかりました。