夜風のMixedReality

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HoloLensアプリを遊ぶ  Walk the World その① 機能編

本日はHoloLensアプリレビューです。

〇Walk the World

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このアプリは本ブログでも扱ったMap-SDKの機能も使用して地球上のあらゆる地域を名前の通り歩くことができるアプリです(超巨人になってですが)

とても素晴らしいアプリなので二回に分けて紹介します。

〇アプリを遊ぶ

www.youtube.com

キャリブレーション

アプリを起動すると[Prealse Lock towerds floor]の文字が表示され、床を見続けると、[Is this ther floor? Say YesorNo]とアイコンが現れます。

アイコンの矢印が現実世界の床の上にある場合[Yes]ない場合[No]と発音し、音声コマンドでアイコンを床に合わせます。

床の上に矢印を合わせて[Yes]と発音することで床一面が地図に変わります。

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このアプリではMap-SDKを使用しています。

redhologerbera.hatenablog.com

●操作

操作はハンドメニューを使用します。 右手左手それぞれ別々のメニューが表示されます。

●左手メニュー

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・ズーム

マップをズームイン、ズームアウトできます。 

・見どころ

 各地の山を選択すると、その山の形を立体的に見ることができます。

・Other Space

キーボードで場所を入力することで違う場所へ地図を移動することができます。

・MyLocation

ユーザーが現在いる場所周辺のマップが表示されます。

●右手メニュー

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右手メニューではマップの表示方法などの機能を使用できます。

●MapTypeSelection

MapTypeSelectionは表示されるマップの種類を切り替えることができます。

・BingRoads

BingMapの表示が行われます。

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・BingAerial

Bingmapの航空写真が使用されます。

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OpenStreetmap

OpenStreetmapのテクスチャへ変わります。

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・GoogleStreets

Googleのstreetマップへ切り替わります。

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・GoogleHybirid

Googleの航空写真に切り替わります。

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●MiscSetting

・3DMap

山などの地形を考慮した立体的な見た目に切り替えることができます。

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・AutoLevel

地形に合わせて表示高さを自動的に変更します。

・Walking trigger

このボックスにチェックが入っていると地図上を歩くと、歩いた方向へ自動でマップを更新します。

・Left handed

このチェックボックスがオンの場合左手でも右手表示のメニューが使用できます。

・Occlusion

SpatialMapを非表示にします。

その他音声コマンドがありますがこちらは明日の記事で紹介します。