HoloLens 2では他のxRデバイスと異なり、基本的にコントローラーを使用することはなくユーザーの手を使用したHandTrackingを用いたジェスチャー入力が用いられます。
しかし、場合によって外部コントローラーを接続し操作を行う場合が良いということもあります。
今回はHoloLens 2とxBoxのコントローラーを接続し使用していきます。
〇HoloLens 2でxBox Controllerを接続する。
HoloLens 2ではBluetoothを使用して様々な外部デバイスと接続、使用することができます。
その多くは接続したデバイスにアプリケーションが対応している必要がありますが、ごく一部のデバイスに関してはOS側で対応していることがあります。
今回はまず、HoloLens 2自体でコントローラーを使用していきます。
①[設定]アプリを開きます。
②[デバイス]を選択します。
③[Add Bluetooth or other device]を選択します。
④[Bluetooth]を選択します。
⑤XBox Controllerのコネクトボタンを長押しし、コントローラーが素早く点滅することを確認します。
⑥デバイス一覧から[Xbox Wireless Controller]を探し選択します。
以上でコントローラーとHoloLens2 が接続されます。
〇XBoxControllerの操作
●XBoxボタン
ホーム画面を表示します。
これは手首をタップするジェスチャーと同様の意味を持ちます。
●Aボタン
AirTap同様選択を行います。
長押しをすることでオブジェクトをホールドすることもできます。
●Yボタン
Aボタン同様AirTapに相当する入力ですが、こちらはホールドすることはできません。
●左スティック
オブジェクトをユーザーに対して同心円状の範囲で動かします。
●LTトリガー
オブジェクトをホールドした状態で遠くへ動かします。
●RTトリガー
オブジェクトをホールドした状態で近くへ動かします。
●LBトリガー
オブジェクトをホールドした状態で時計回りに回転させます。
●RBトリガー
オブジェクトをホールドした状態で反時計回りに回転させます。
以上でHoloLens 2でxBoxのコントローラーを接続して使用できました。
HoloLens 1st時代はHoloLens 2よりもインプット系の制約があり、Xboxコントローラーを使用したアプリは多かった印象を受けます。
HoloLens 2でもアプリ内で使用できるか後日試していきます。