夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

HoloLens 2のオフライン診断ログを取得する。

本日はHoloLensのトラブルシューティング枠です。

HoloLensでは[フィードバックHub]を使用することでMicrosoft社へトラブルの提出やデバイスの診断を行うことができます。

今回はオフライン環境での診断ログを取得します。

〇診断ログの取得

 今回のオフライン診断ログの取得はUSBでWindoesPCとHoloLensを接続することでネットワークに接続できない場合などにも有効な方法です。

①PCとHoloLens 2をUSBデバイスで接続します。

②PCのエクスプローラーで接続を確認します。

以下のようにHoloLensを検知しているもののフォルダが何も表示されない場合はHoloLensの電源を入れます。

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③HoloLensの電源を入れ、[エクスプローラ]から<HoloLensデバイス名>/Internal Storageを開きます。

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④HoloLens 2の電源ボタンと音量ダウンボタンを同時に押しすぐに話します。

正常に完了した場合HoloLensデバイス上で音が流れ、メッセージが表示されます。

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⑤ログが生成されるまで1分ほど待ちます。

⑥[Document]フォルダの中を開くとzipファイルでログが出力されています。今回の場合[HololensDiagnostics.zip]という名前でファイルが出力されています。

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ここで出力されるファイルをトラブルが発生した際に[FeedbackHubs]やMicrosoftのサポートに提供します。

〇診断ログの中身

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001ファイルやJsonなどの様々な形式でログが出力されています。

EyeTrackingやDisplayに関するログやOSバージョン、ネットワーク状況などのログを確認できましたが、筆者では中身を読み解くことまではできま出んでした。