夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

DICOMデータをBlenderに取り込む その①

本日は3D枠です。

本日献血を受けてまいりました。その際に医療に関する興味がわき、CTスキャンMRIなどの医療で用いられるデータをBlenderで読み込めないかと興味を持ちトライします。

〇DICOMとは?

 [DICOM…Digital Imaging and COmmunications in Medicine]はCTやMRIなどで使用される医療用画像データのフォーマットです。

 通常医療機関やそれに属する企業で用いられるデータ形式ですが、診察後などで申し込めばCD-ROMなどに焼いてデータをもらえることもあるようです。

 このDICOMの規格にそってやり取りされているようです。

ja.wikipedia.org

〇DICOMのサンプルデータを取得する。

 今回は受信していないため自分のデータを持っていないためインターネット上に広がっている公開されているデータを探しました。

 今回以下のサイトから取得します。   www.jira-net.or.jp

 

〇InVesalius

Blenderでは多くの拡張子のファイルを読み込むことができますが、DICOMが未対応です。

今回は別のソフトを挟んで変換していきます。

今回[InVesalius]と呼ばれるソフトを使用します。

①下リンクからダウンロードを行います。

invesalius.github.io

②ダウンロードしたexeファイルをクリックするとインストーラーが起動します。 現時点で日本語は対応していないようです。

f:id:Holomoto-Sumire:20210718210012j:plain

利用規約などを読み、インストールを完了させます。

⑤インストール後に言語で日本語が選択できました。

f:id:Holomoto-Sumire:20210718210112j:plain

⑥[医療画像を読み込み]からDicomデータが入っているフォルダを選択します。

f:id:Holomoto-Sumire:20210718210523j:plain

フォルダ内のすべてのファイルが読み込まれるため、Dicomフォルダを作っておく必要があります。

筆者環境ではこの画面でフリーズしてしまう問題がありました。

f:id:Holomoto-Sumire:20210718211952j:plain

なんどやっても、PCを変えても同様の問題が発生しているため一度サポートへメールを送りました。

続きはその②でお送りします。