夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

DICOMデータをBlenderに取り込む その② 

本日は3DCGに関する記事です。

昨日は[invesalius]を導入してDICOMファイルを読み込む時点でフリーズしてしまい進めませんでした。

redhologerbera.hatenablog.com

サポートへメールを送ったところ「ファイルに問題があるかもしれない、別のファイルを試してみて」と返ってきました。(英語ですが1時間ほどで返してくれとても素早いサポートです。)

今回はまずIncesaliusのダウンロードページに並んでいるサンプルデータを用いてみます。

〇Incesaliusでサンプルデータを読み込む

①今回は狐のデータを使用します。

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②[医療画像を読み込み]からFoxの画像を入れたフォルダを選択し読み込みます。

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③前回ではこの時点でフリーズしてしまいましたが今回はきちんと読み込むことができました。

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④[Import]を選択します。

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⑤マスクを作成しモデル化するパーツを選択します。これは手動で行うこともできますが、今回は[Bone]できれいに骨が抽出できたためこのまま進めます。

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⑥[Create Surface(サーフェイスを作成)]を選択します。

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⑦3D表示が行われます。

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⑧[Export Surface]を選択し書き出します。

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ここではSTLとして出力されるためそのまま3Dプリンターで印刷することができます。

Blenderで読み込むことで3Dモデルとして扱うことができました。

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本日は動物のサンプルモデルを読み込んだので次回以降は人を読み込んでみたいです。