Blenderではベイクを行うことでレンダリング後のオブジェクトの見た目をテクスチャに書き出すことができます。
ベイクを行うことで影や反射光を焼き付けることなどでき、Blenderでの見た目をUnityなどで再現する際などでも役立ちます。
〇ベイクで起きた問題
今回は次のような部屋の壁をベイクしました。
テクスチャとしてベイクしたものが次のようになります。全体的に暗くラインが入ってしまっています。
Unityでマテリアルとして使用すると謎のラインが入っていることが顕著にわかります。
〇原因と解決法
今回の問題点は非表示にしていたオブジェクトにありました。
ベイクはレンダリング結果をテクスチャに焼き付けます。
この際にビューポートで非表示にされていてもレンダリング対象から外れていないことが原因でした。
画像の赤枠のカメラアイコンを選択し無効化します。
これによってレンダリング対象から非表示にしたオブジェクトが除外され、ベイク時に余計な影響を出さないようにできます。
簡単なことでしたが、気が付くまで非常に時間がかかってしまいました。ベイクは時間がかかる作業であるので今後はうまくいくように意識したいです。