本日はHoloLensのグラフィックに関する調査です。
〇環境
・Unity2021.1.19f1
・UniversalRenderPipeline
〇HoloLensの画質
[UniversalRenderPipeline]ではURPのプロファイルアセットでレンダリングに関する機能の詳細を設定することができます。
この中に[RenderScale]と呼ばれる設定があります。
これはUnityでのレンダリング解像度を示し、通常の1であればUnityから出力されるレンダリング解像度は各デバイスのスペック上の描画解像度に依存していますが、数値を上げることで解像度を上げることができます。
詳しくは以下の記事が参考になります。
パフォーマンスに直接かかわっており、RenderScaleを上げることでメモリーに負荷がかかりFPSが低下することがあります。
逆にRenderScaleの値を下げることでグラフィックの質は下がりますがFPSを上げることができます。
HoloLensの場合1以上で実機で稼働させることもできますが、この場合MixedRealityCaptureが使用できなくなる等推奨された使用法ではないようです。
あくまで個人的なアプリでグラフィックをこだわりたい場合などに限り上げるべきですが、反対に下げることでFPSを維持することができます。