夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

xR Kaigi 2021 でコミュニティセッションに登壇しました。

本日はイベント枠です。

〇XRKaigiとは?

[XRKaigi]はXRに関心のある開発者・クリエイター向けのイベントです。 国内では最大級のイベントで今年はオンラインセッションの形で開かれたほか、各企業の出店するvirtual展示室が公開されました。

 今回筆者は[HoloLensコミュニティ]としてビデオセッションで登壇させていただきました。

 現在日本では[HoloMagicians]、[TMCN(TokyoMotionControllNetwark)]、関西を拠点としている[大阪開発駆動]、熊本を拠点としている[KumaMCN]、北海道を拠点としている[DoMCN]など各地に活発なコミュニティがあり、アメリMicrosoft本社のMixedRealityチームからも注目されています。

 筆者のほかいずれもMicrosoft MVP受賞者である宮浦さん、堀尾さん、そしてコミュニティ全体の説明や紹介で森さんとHoloLens界隈で最強とも呼ばれる人々と一緒させていただきました。

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 いずれも全国各地のHoloLensイベントの主催を行っている方々です。

〇MapsSDKforUnity

筆者は今回[Microsoft Maps-SDK for Unity]に関して紹介しました。

こちらは[Microsoft BingMaps]をベースとして[MixedReality]デバイス向けに公開されているUnityのパッケージです。

建物の立体表示などに対応しており、日本国内では10月末時点で次のエリアが建物表示に対応しています。

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残念ながら東京以外のエリアに関しては現在未対応となっています。

Maps SDK自体は本ブログをはじめ筆者が登壇した今年のイベントでも多々紹介させていただいていますが、今回はオリジナルの機能を中心に紹介しました。

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筆者が作成したオリジナルの機能として次のようなものがあります。

①現在地を取得して現在地周辺のマップを表示

redhologerbera.hatenablog.com

こちらの機能は先日Maps SDKリポジトリに採用され標準で使用可能になっています、

redhologerbera.hatenablog.com

②距離表示機能

ある地点から現在地までの距離を表示する機能です。

redhologerbera.hatenablog.com

時間の都合で紹介できませんでしたが、現在開発している機能として

①Oculus Questとのシェアリング

②ある地点の方角を三次元表示

等があります。

今回はHoloLensだけではなくxR全体の方が集まっているためOculus Questでの事例も紹介しました。

redhologerbera.hatenablog.com

HoloLens Meetup以外の大きなイベントに参加させていただくことは初めてでしたのでとても光栄な時間でした。

これからも精進していきます。