夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

MicrosoftMesh体験会に参加しました。

本日はイベント枠です。

本日は【大阪/オンライン】Microsoft Mesh体験会_2022/02/26に参加しました。

osaka-driven-dev.connpass.com

イベントの様子を簡単にまとめます。

〇Microsoft Meshとは?

Microsoft Mesh(Mesh)はMicrosoftが提供しているHoloLens向けのアプリです。

Meshではマイクロソフトのメタバース環境として、MixedReality環境上で遠隔地から同じ部屋にいる人も含めてあらゆる場所から人が集まり、アバターを通して会話や交流ができます。

現時点でMicrosoft Mesh for HoloLensMirosoft Mesh for Teamsが提供されています。

docs.microsoft.com

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〇Microsoft Mesh体験会

今回のイベントでは前日である2/25日に発表されたイベントでしたが、東京から筆者、大阪から2~3名が参加しました。

 大阪ではHoloLens 2実機が2台用意されていたようで現地にいる方々で使いまわししていたようです。

 東京から参加する筆者は2台のHoloLensを用いて1台は撮影用として使用しました。

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 イベント開始時に大阪にいる参加者とあいさつを行いました。

 筆者の胸元には英文が出ていますが、これは筆者の日本語の発言をMeshの翻訳機能で翻訳表示されたものになります。

 Microsoft Meshでは相手の言語を指定する必要はなく、自分の見たい言語(母国語)のみを指定する仕組みになっています。

 これはメタバース環境にいるほかのユーザーがそれぞれの母国語で話すことを想定しているためです。 

 大阪からの参加者はエンジニアであったため、先日発生したHoloLensのトラブルなどを画像を読み込み共有することで議論できました。

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 Meshは頭の位置だけではなく、HandTrackingとEyeTrackingによって手と、目も同期されています。

www.youtube.com

 そのためリモート地にいる相手がどこを見ているのか、物理現実環境で何をしているのかなどが非常に予測しやすいです。

   今回のイベントではMicrosoft Meshの体験を行いましたが、22年時点で複数台のHoloLens 2が必要なこと、遠隔地で同時に入る必要があるなどの理由でHoloLensユーザーの中でもMicrosoft Meshを体験したことがない人は多いです。

 今後も定期的にこのような体験会が行われると非常に良いイベントになると思っています。