夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

HoloLensアプリをMicrosoft Storeへ公開する まとめ YubimoziHoloLensがリリースされました。

本日はHoloLensアプリYubimoziHoloLensをMicrosoft Storeへリリースした体験や手順をまとめます。

〇アプリケーションの作成

一にも二にもまずはオリジナルのアプリがなければMicrosoft Storeへリリースはできません。

今回は2月に開催されたOsakaHoloLens Hackathon Hackwalkで開発したYubimoziHoloLensをリリースしました。

redhologerbera.hatenablog.com

〇Microsoft Storeへの申請書と名前の予約

Microsoft Storeへリリースするためにはアプリ名の予約を行う必要があります。

これは同一同名のアプリの存在を避けるために必要で、このためにはパートナーセンターよりMicrosoftの開発者アカウントが必要です。

redhologerbera.hatenablog.com

パートナーセンターとは、MicrosoftStoreへリリースするアプリケーションの管理、値段や公開設定の管理を行います。

〇アプリパッケージの作成

 Microsoft Storeへリリースを行うためにはappxファイルなどアプリケーションパッケージを作成する必要があります。

 UnityよりビルドしたソリューションファイルをVisualStudioで開き、アプリケーションパッケージを作成します。

redhologerbera.hatenablog.com

 事前にアプリ名の予約を行っていることでVisualStudio側でMicrosoft Storeのアプリとして関連付けることができます。

 また、ここではチェックツールによる機械審査を行うことでそのアプリケーションに問題が無いか確認を行うことができます。

〇パートナーセンターでの申請

redhologerbera.hatenablog.com

すべての準備が完了したらパートナーセンターでアプリ申請を行います。

ここでは値段、販売地域、アプリの説明、そしてプライバシーポリシーやWebサイトの記載などを行います。

すべての申請書類が完成すると申請書を送ることができます。

 この後はMicrosoftのチェックチームが確認を行い、問題が無い場合無事にアプリケーションがリリースされます。

筆者のアプリの場合3月27日の21時に申請を行い、翌日28日の21時にアプリケーションがリリースされました。

www.microsoft.com

 手順としては以上のようになります。

 しっかりとしたアプリケーションさえあれば比較的短時間でアプリケーションをリリースできそうです。。

 これによって筆者のアプリYubimoziHoloLenshは世界中のHoloLens 2で無料でインストールできるようになりました。