夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Blenderでリアルな空を作成するPureSkyPro 5.0.4 を触る その②

本日はBlenderモデリング枠です。

昨日新しくなったPure Sky Proを試しました。

今回は引き続き新しいUIや機能を試していきます。

〇EEVEEで使用する

昨日はCyclesのレンダーエンジンで使用しましたが、今回はEEVEEのレンダーエンジンで使用していきます。

これはレイアウトウィンドウからPureSkyProタブのEEVEEからPure-Sky Proを使用することでEEVEEのレンダーエンジンを使用することができます。

今回はメインとなるオブジェクトとして筆者のオリジナルガンダムモデルを配置してみました。

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〇プリセット~大気の再現

Cycles同様レイアウトウィンドウのPureSkyProタブからプリセットを使用することができます。

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 プリセットを使用するためには[Apply Preset]を選択することでシーンに反映されます。

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 時間帯を変え昼は虹、夜はオーロラ、そして雲を合わせることで非常に細かい情景を作り出すことができます。

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月のサイズを大きくし、オーロラをかけることでアニメなどでよくある月をバックにした被写体という絵も作ることができます。

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オブジェクトの高度を上げることで大気圏外層へ出ることができます。

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PureSkyProでは一つの設定で幅広い範囲の環境を再現できるようです。

 筆者の体感ですが、以前のバージョンも決して軽いアドオンとは思えませんでしたが、今回のバージョンはより処理が重くなっている代わりにUIの改良や機能改善が行われているように感じました。