夜風のMixedReality

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Azure RemoteRendering を動かす その④ストレージアカウントの紐づけ

本日は引き続きAzure RemoteRenderingを勉強していきます。

前回はAzure RemoteRenderingの遷移状態に関してリモートセッションへの接続を学びました。

次はいよいよモデルのロードになりますが、Azure 側でレンダリングするモデルをまだ設定していないため今回はそちらを進めていきます。

〇ストレージアカウントの紐づけ

 ストレージアカウントはAzure上で提供されるストレージサービスを使用するアカウントです。

 AzureRemoteRenderingでは独自の3Dモデルをアップロードしますが、このモデルなどを格納するストレージとしてストレージアカウントを使用するようです。

docs.microsoft.com

①Azure Portalからストレージアカウントを作成します。

portal.azure.com

②ストレージアカウントを作成します。

③次に入出力用に2つのBlobコンテナが必要になります。

BlobとはBinary Large OBjectの略でバイナリー情報を格納するデータベースの型を意味します。

ストレージアカウントが作成されたら[リソースへ移動]を選択します。

④[データストレージ]から[コンテナ]を選択します。

⑤[+ コンテナー]を選択します。

コンテナに名前を付けパブリックアクセスレベルプライベートでコンテナを作成します。

パブリックアクセスレベルはコンテナ内のファイルの認証に関する設定でプライベートの場合Azureの認証を通したユーザーのみがアクセスできるような設定になっています。

⑥⑤の動作を繰り返し出力用のコンテナを作成します。

以上でモデルを格納するための箱は作成できました。

次回はモデルのアップロードを行います。