本日は短いですが紹介記事です。
本日MRTKの最新リリースであるMixedReality Toolkit v2.8が使用可能になりました。
〇MixedRealityToolkit v2.8のリリースノート
残念ながら5/28日記事執筆現在時点ではMicrosoft およびMixedRealityToolkitのGitHubリポジトリからの公式の発表は見つけることができませんでした。
MicrosoftのMRTKのドキュメントには2.8.0の枠は表示されるものの2.7にリダイアルされるようになっています。
〇2.8のマイルストーン
2.8では主にバグの修正とUXの改良がメインとなっているようです。
MRTKはv3.0シリーズのリリースも近づいていますので大きな機能改変はここで行われるようです。
〇MRTK v2.8の導入
MRTKはOSSとして開発されているためGitHubでは常に最新のリポジトリから最新の機能を入手を入手できます。
しかしリリースページにはまだv2.8はリリースされておらず、入手することはできません。
しかしMixedRealityFeatureToolsを使用することで2.8も入手することができます。
このあたりMixedRealityFeatureToolsが先行的にリリースされているのが驚きです。
v2.8では先日解消したようなLeapMotionの最新版への対応がデフォルトで対応しています。
{ "name": "Microsoft.MixedReality.Toolkit.Providers.LeapMotion", "references": [ "Microsoft.MixedReality.Toolkit", "LeapMotion", "LeapMotion.LeapCSharp", "Ultraleap.Tracking.Core" ], "includePlatforms": [ "Editor", "WindowsStandalone32", "WindowsStandalone64" ], "excludePlatforms": [], "allowUnsafeCode": false, "overrideReferences": false, "precompiledReferences": [], "autoReferenced": true, "defineConstraints": [], "versionDefines": [], "noEngineReferences": false }
MRTK v2.8ではHoloLensの開発者コミュニティであるHoloDevelopersでは本日時点で、2.8にアップグレードすることでトラブルが発生した事例が紹介されていました。
新規で作成する分には問題はないと思われますが、既存のプロジェクトからアップグレードする場合は公式のドキュメントが出るのを待つのをお勧めします。
本日は以上です。