夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

フォトグラメトリで作成したモデルをHoloLensで表示する

本日はHoloLens調査枠です。

昨日スマホで簡単にフォトグラメトリが作成できるMetascanを触っていきました。

今回はMetascanで作成した3DモデルをUnityへ入れて、HoloLensで使用していきます。

redhologerbera.hatenablog.com

〇モデルの修正

Metascanで作成されたモデルは非常にポリゴン数が多くなっています。

前回のオムライスのモデルの場合10万ポリゴンほどあります。

また、フォトグラメトリの特性上ノイズや破断個所が生じる場合があります。

今回はお皿を外していきます。

①Blenderで削除したいオブジェクト付近で[L]キーを押します。

Metascanで作成されたモデルはオブジェクトとしては一つになっていますが、メッシュとしてはいくつかのパーツでできています。

このため[L]キーを選択することである程度まとめてメッシュを削減できます。

削減後は次のようになります。

②[A]キーで全選択し、右クリックから[頂点をマージ]、[距離で]を選択します。

 前述のようにMetascanはオブジェクトの中で複数のメッシュで構成されています。

 重なっている頂点をまとめる役割があります。

この時点で7.2万ポリゴンへなります。

デシメートモディファイアを追加し、ポリゴン数が1万ポリゴンほどになりました。

これでHoloLensで使用できるほどの容量に落ちました。

④Fbxへエクスポートします。

⑤Blenderで画像エディタを開き、画像を外部に保存します。

これはインポートする際にテクスチャはアタッチされていますが、エクスポートする際には外れる場合が多いので別途でテクスチャをエクスポートする必要もあるためです。

⑥Unityへインポートしマテリアルを作成します。

 今回はMRGTStandardShaderのRimLightを入れてよりおいしそうに見えることができるようにしました。

以上で準備が完了しました。

HoloLensへビルドします

youtu.be

以上でHoloLensで見ることができました。

かなりおいしそうで、使い方次第ではダイエットに使えそうです。

本日は以上です。