本日はUnity調査枠です。
UnityではPackageManagerという仕組みで、AssetsStoreや一部のGitHubで公開されているリポジトリを自身のUnityプロジェクトへ導入することができます。
また、パッケージのバージョンなども管理でき、非常に便利な機能になっています。
〇今回やりたいこと
今回はお仕事用のプロジェクトで、自身も開発に参加しているMixedRealityGraphicsTools(MRGT)の未リリース分の機能を導入したいときにはまった点を紹介します。
〇MRGTの使いたい機能
22年8月初旬時点でMRGTのリリースされているバージョンは0.4.0になります。
0.4.0以降のリリースされていない機能はMixedRealityGraphicsToolsのリポジトリから最新のブランチを確認することでチェックできます。
今回は筆者自身が実装したNormalMapScaleとEmissionMapの機能を使用できるようにします。
〇Pakcageの書き換え
UnityではPackageフォルダ内のファイルは基本的に名称変更やパラメータ変更などができなくなっています。
今回はシェーダーの更新を行います。
外套のファイルを開きます。Package内のファイルであってもコード自体は確認できます。
差し替えを行います。今回は最新版のリポジトリからコピー&ペーストを行いました。
以上で反映されます。 Package内のため開きなおすと更新が消えるとも思いましたが、一度プロジェクトを削除などしない限り問題ないようです。
問題点としてPakageフォルダ内のコードはIDEによる一部機能が利かないようで、例えば使用されている関数の定義に飛ぼうとしても飛べないなど問題がありました。 これはIDEの設定のような気もするので調べてみる必要があります。
最初からPackageManagerを使用せずに導入すれば早かったのですが、良い勉強にはなりました。