夜風のMixedReality

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MagicLeap2のOSの更新 MagicLeap2でUnityアプリが全く起動しない問題の解消

本日はMagicLeap2枠です。

 本日は実機の撮影ができなかったため文章ベースの記事になります。

 先日より開発を行っているMagicLeap2ですが、Unityで開発環境を整えていざ開発を行ったところAPKをデプロイし、実機のメニューに表示されるまではうまくいったのですが、アプリケーションを起動してもオブジェクトやアプリ内の音源はもちろんのことながら、Made with Unityのスプラッシュロゴすら表示されない状態が発生していました。

 これは一つのプロジェクトだけでなくいくつかのUnityプロジェクトで実験しても同様に実機に展開されるもののすべてが起動しない問題が発生していました。

 今回は解消とOSの更新を庫内ます。

〇MagicLeap2のOSの更新

 結論から書くとMagicLeap2のOSを更新することで問題は解消しました。

また、おまけでHandTrackingの機能が付いてきました。

〇MagicLeap2のOSに関して

 MagicLeap2はAndroidベースのMagicLeapOSを搭載しています。

 多くの場合デバイスのソフトウェアはネットワーク環境下で自動的に更新されますが、MagicLeap2の場合手動でソフトウェアの更新を行う必要があります。

www.magicleap.care

①MLHubを起動します。

OS InstallerStart OS Installerを選択します。

③ML2デバイスを接続します。

デバイスを接続するとエラーが解消されデバイス情報とインストールするOSのバージョンが表示されます。(今回スクリーンショットを用意できなかったので公式のドキュメントから引用します。)

Install OSを選択することでデバイスにOSのインストールが始まります。

なお、ここでの注意点としては完全にデバイスが初期化されます。

自動更新がない分このあたりは便利なのですが、この一点のみは注意が必要です。

筆者の場合ADB関連のエラーで5回ほどやり直してようやくインストールが完了しました。

OSの更新が完了するとそれまで起動できなかったオリジナルのUnityアプリが正常に起動してオリジナルのアプリが開けるようになりました。

本日は以上です。