本日はモデリング枠です。
筆者はオープンソースで自由に使うことができるBlenderから始め仕事でもモデリングを行うようになってからはフリーのソフトウェアだけではなくMarvelousDesiginerやMarmosetToolbags等の有料ソフトウェアも手を出して学ぶようにしています。
今回はその一環としてAdobeのSubstance 3Dを導入しましたので紹介します。
〇Substance 3Dとは?
3D業界では有名なツールですが、筆者は聞いたことがあるものの実際に触るのは今回が初めてになります。
Adobeの提供する3D関連ツールは以下のようになります。
・Substance Painter
Substance Painterは3Dペイントツールです。
現実空間でプラモデルを塗装するように3Dアセットをペイントすることができます。
・Substance Designer
Substance DesingnerはUnityArtEngineなアドと同様にノードベースのテクスチャ作成ツールです。
パラメトリック3Dアセット、モデル、マテリアル、パターンを制作する、3Dデザインソフトウェアの決定版 | Adobe Substance 3D Designer
・Substance Sampler
SubstanceSamplerは写真からテクスチャを作成するソフトウェアです。
写真をインポートすることで自動でPBIなマテリアルを作成します。
・Substance 3D Assets
Substance 3D Assetsは3Dライブラリです。
サブスクリプションに応じて月ごとのダウンロード数が異なってきますが、3Dアセットを入手することができます。
・Substance 3D Stager
Substance 3D Stagerはソフトウェア内の仮想的空間にオブジェクトを配置して3Dシーンを構築するソフトウェアのようです。
レンダラーのようなものでしょうか?
・Substance 3D Modeler
Substance 3D ModelerはSubstance製品の中のモデリングソフトウェアです。
ポリゴンモデリングとスカルプトによるモデリングが可能で、特徴として最初からVR空間でモデリングを行うことを想定しています。(VRがなくデスクトップでモデリングも可能)
〇ライセンスの形
以前はSteamによる買い切り版が提供されていたようですが、2023年1月現在ではストアでの新たな販売は終了されAdobe公式のサブスクリプションのみの提供になるようです。
22年夏までは販売が行われていたようで、筆者は機会を逃してしまっていました。
価格は3D関連のすべてが含まれるSubstance 3D Collectionが月に6028円、筆者が今回導入したSubstance 3D Texturingが2038円になります。
それぞれの違いはソフトウェアとしてはSuvstance 3D CollectionはSubstance 3D Texturingに比べSubstance 3D StagerとSubstance 3D Stagerが含まれる点、また月々に入手することができる3Dアセットが30→50になっている点になります。
〇体験版の導入
Adobeの製品として30日間の体験期間が用意されています。
Adobeのアカウントで上記リンクから無料で始めるを選択することで体験を開始することができます。
注意点としてクレジットカード情報を登録する必要があり、30日の無料期間終了後選択した販売形態(月額払いor年間払い)で自動的に課金が行われます。
Adobe Substance 3DはCreative Cloud Desktopの3DとARからインストール・起動することができます。
以上で導入が完了しました。
Blenderと合わせて今年は使っていきたいと思います。