夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Cascadeurのモーションキャプチャを試す。

本日はCascadeur枠です。

先日モーションキャプチャのやり方を紹介しました。

今回は応用してどのようなことに使えるか実験していきます。

〇モーションキャプチャの方法

redhologerbera.hatenablog.com

モーキャプ自体はシーケンス画像を用いています。しかし今回はキャプチャの精度を見る目的で動画ではなく画像でどのような状況であれば読み込めるのかを調べる目的で調査します。

〇実験 

AdobeStockからいくつかポーズを試していきます。 素材を購入していますがブログ用にはプレビュー版の画像を使用しています。

〇被写体が小さい場合

被写体が画像全体に対して小さい場合を見ていきます。

こちらは問題なくキャプチャできているように思えます。

〇寝そべり

ヨガのようなポーズで試します。

こちらは精度の問題はあるもののおおむね正しく寝そべってくれています。

〇自然光の中での画像

次にスタジオなどではなく自然光の中での胡坐というポーズを見ていきます。

こちらも制度に問題はあるもののキャプチャ自体はできているように思えます。

〇体の一部が見えない場合

体の一部が見えない場合を試していきます。サンプルとしてスカートでしかも足が映っていないものを使用します。

こちらもキャプチャ自体はできましたが非常に制度は落ちているように感じます。

〇イラストや

1フレームのモーションキャプチャとしていらすとやの画像を認識してポーズを付けることができるのか見ていきます。

さすがにこれは怒られてしまいました。

〇イラスト

いらすとやでは人物としての精度が悪い可能性があるため少しデフォルメがリアルよりなイラストで試していきます。 こちらはジブリの提供している映画の素材から使用しています。

こちらはモーキャプ自体はできました。

〇まとめ

ある程度のデフォルメであればイラストでも問題なく読み込めそうです。

著作権の関係でこちらでは紹介できていませんがアニメのワンシーンなどをキャプチャすることもできました。

今回は調査できていませんが例えば可動フィギュアなどを用いてフレームごとにキャプチャするなどできればより素早いアニメーション作成ができそうです。

本日は以上です。