夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

AutoHotPieであらゆるソフトウェアで使えるショートカットキーを登録して作業効率を上げる

本日は便利なツール枠です。

先日SNS上の投稿でAutoHotPieというOSSのツールを知りました。

実際触ってみたところ非常に便利なツールだったため記事で紹介します。

〇AutoHotPieとは?

AutoHotPieはPC上で実行できるアプリケーションです。

GitHub - dumbeau/AutoHotPie: Radial menus in Windows, aka PIE MENYOOS!

現在α版としてリリースされており、あらゆるソフトウェア上でホットパイ(ショートカットメニュー)を実行、設定できるツールです。

〇AutoHotPieの設定

①GitHubのリリースページからexeファイルをダウンロードします。

https://github.com/dumbeau/AutoHotPie/releases/tag/v1.0.26

場合によってはセキュリティの問題でダウンロードが中断されることがあります。

このような場合には・・・メニューから保存を選択、保持を選択します。

②ダウンロードしたexeを実行します。

③ライセンスなどに同意しインストールを行います。

正常にインストールされるとAutoHotPieを実行します。

④HotPieを設定するソフトウェアをあらかじめ起動しておきます。

今回はUnityに設定していきます。

+Newをクリックします。

ProfileNameに任意の名前を付けます。

Get Focused Applicationを選択します。

⑧カウントが始まりますので0になる前にアプリケーションへ(今回の場合はUnity)切り替えます。

⑨これによってアプリケーションのexeのパスが指定されます。

こちらも問題がなければCreate Profileを選択します。

+Add New Pie Menuを選択します。

Pie MenuNameに任意の名前を付けます。

Choose Keystrokeを選択します。

ここではHotPieを起動するキーを設定します。

Press a keyが出ている状態で起動する任意のキーを入力します。

筆者の場合はCtrl+ +キーを設定しました。

問題がない場合はAcceptを選択します。

最後にAdd Pie Menuを選択します。

〇パイの設定

①設定したい個所のメニューを選択しFunctionsを選択します。

Function:のメニューを選択します。

③今回の場合はキーとして設定するためSentKeyを指定します。

④今までと同様にショートカットとして実行したいキーを入力します。

今回はCtrlキー+Pキーを設定しました。

これはUnityEditor上で、実行/停止を行うショートカットキーです。

問題がなければAcceptを選択します。

Backで最初の画面に戻り上部のSave and Runを選択します。

〇HotPieの使用

アプリケーション上で起動キーとして設定したキーを入力することでホットパイが起動します。

今回の場合は↑のメニューで実行を行うショートカットキーを設定しています。

マウス操作でパイへ合わせることでショートカットを実行できます。

UnityEditor拡張で自分でショートカットキーを設定することでそのキーをホットパイで実行し、使い方によっては非常に業務効率化すると思います。

本日は以上です。