本日はAI枠です。
この数年AIに関する関心は非常に高く、その火付け役といわれているのがOpenAI社です。
OpenAI社ではChatGPTなどのLLMを多数開発、公開しており、APIキーを発行することで自身のアプリケーション内に組み込むことができます。
今回はAPIキーの取得方法を見ていきます。
〇料金体制と利用条件
GPTのAPIを使用するために有料のChatGPT Plusなどに加入している必要はありません。
また従量課金制ではありますが、OpenAIの場合事前にチャージしておいたクレジットが惹かれる形式となっており、特に設定等を間違えなければ「気が付いたら数万~数百万」ということはなさそうです。
OpenAIではGPTのいくつかのモデルを提供しており、使用するモデルによって価格が異なります。
モデル | 入力トークン料金 (1Mトークンあたり) | 出力トークン料金 (1Mトークンあたり) |
---|---|---|
GPT-4o | \$5.00 | \$15.00 |
GPT-4o-2024-08-06 | \$2.50 | \$10.00 |
GPT-4o-2024-05-13 | \$5.00 | \$15.00 |
GPT-4o mini | \$0.15 | \$0.60 |
text-embedding-3-small | \$0.02 | - |
text-embedding-3-large | \$0.13 | - |
ada v2 | \$0.10 | - |
いずれも使用するためにAPI発行する必要があります。
〇シークレットAPIキーの発行
①OpenAI Platformへアクセスし、ログインします。
https://platform.openai.com/docs/overview
②ChatGPTではなくAPIを選択します。
③ダッシュボードを選択しAPIKeys
を選択します。
④+Create new secret key
を選択します。
⑤オーナーとプロジェクトを識別するための名前を付けます。
⑥ここでAPIキーが発行されます。 これ以降の画面で確認が困難なためここでコピーしておきます。
これをアプリ内でAPIキーとして使用します。
〇プリペイドのチャージ
先に述べた通り、OpenAIのAPIの料金は事前にチャージした資金から惹かれていくプリペイド式です。
①サイドタブからBilling
を選択します。
ここでAdd payment detailsを選択します。
②最初は個人か起業かを選択します
③クレジットカードを登録します。
④初期のチャージ額を入力します。
今回は10$分チャージしました。
⑤最後にチャージがきちんと行われたことを確認します。
以上でGPTのAPIが使用可能な状態になりました。
筆者の場合デポジットの反映のラグが30分程度あり、その間はAPIたたいてもエラーコード429が返される状態でしたが、しばらく待っていたら正常に処理が行えるようになりました。
本日は以上です。