夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

BlenderPythonで現在のオブジェクト数、非表示になっているオブジェクト数をコンソールに出力する

本日はBlenderPython枠です。

〇環境

・Blender4.1

・Windows11PC

〇現在のシーンにあるオブジェクト数を取得する

現在のコードを取得するには次のコードを使用します。

import bpy

# 全てのオブジェクト数を取得
total_objects = len(bpy.data.objects)

print("全オブジェクト数: ", total_objects)

このコードではdataモジュールを使用してオブジェクトの数を出力しています。

これを実行するとコンソールに現在のシーンに存在するオブジェクト数が表示されます。

bpy.data.objectsBlenderのシーン内の全てのオブジェクトを表します。これによってすべてのオブジェクトを表示できました。

〇非表示オブジェクトの取得

Blenderでは非表示オブジェクトも存在します。

今度はこちらを取得していきましょう。

hidden_objects = sum(obj.hide_viewport for obj in bpy.data.objects)

このコードでは全オブジェクトの中でobj.hide_vieportの数を足し算しています。

obj.hide_viewportは、現在のオブジェクト(obj)が非表示であるかどうかを表すブール値(TrueまたはFalse)です。

オブジェクトが非表示である場合、obj.hide_viewportはTrueを返し、表示されている場合はFalseを返します

これによって非表示のオブジェクト数を検知していました。


このあたりのTipsを使えば全オブジェクトに対して○○、非表示オブジェクトの数に応じてといった処理ができそうです。

本日は以上です。