本日はHoloLens 2の本体設定に関してです。
〇言語設定
HoloLens 2では通常のWindowsPC同様多言語に対応しており、機能ごとに言語を設定することができます。
これによってHoloLensで使用される言語を指定します。
例えば筆者環境は「英語(アメリカ合衆国)」を使用しているため、[Settings]が表示されますが、日本語を使用している場合[設定]が表示されます。
また、設定アプリ内の文字もこれによって適切な言語が使用されます。
この言語設定は[Settings(設定アプリ)]、[Langage & Time(言語と時間)]から設定を見ることができます。
言語設定では場面ごとに任意の言語を指定できます。
各言語設定変更にはデバイスの再起動が求められます。前世代機HoloLens 1stでも言語設定はOSの焼きこみが必要であったため非常に手間と初期化が必要な作業でしたが、HoloLens 2になってからかなり改善された要素と言えます。
〇Apps & websites
これはアプリケーション内およびブラウザでの言語設定になります。
〇Regional format
地域設定です。この情報に基づいてニュースなどのローカルコンテンツを提供しています。
上記Edgeの画面ではこの情報に基づいてアメリカ国内の情報が表示されます。
〇Windows display language
Windows で使用される言語を指定します。これの設定は上記のアプリケーション名やボイスコマンドなどOS依存の表示に関して適応されます。
音声コマンドなどに大きく影響を受ける部分です、日本ユーザーの多くは日本語を使用していますが、筆者の場合海外のHoloRangerが開発したアプリ内で音声コマンドを使用することも考え、また勉強のために英語(アメリカ合衆国)を使用しています。
〇Preferred languages
ここでは優先する言語を指定します。 複数の言語を設定している場合に有効になります。
主としてどの言語を優先するかを指定できます。
〇キーボードの設定
HoloLens 2のキーボードはOSやアプリの言語とは別に追加することができます。
新たにキーを加えることでキーボードの右下のボタンで言語を切り替えることができます。
日本ユーザーの場合日本語と英語を導入することをお勧めします。