今回はWindows枠です。
前回KeyCastOWについてコンパイルや改造をしていきましたが、実際に使い方についてまだ紹介できていなかったので今回は使い方についての説明です。
〇KeyCastOWとは?
KeyCastOWはOSSの形で公開されているソフトウェアです。
Windows上で実行され、ユーザーが入力したキーの名前が画面上にオーバーレイされます。
用途としては配信時などのユーザー操作をわかりやすく伝えるためのものですが、今回は筆者の授業で学生に分かりやすく説明するために使用します。
問題点としてソースコードのみが配布されており、使用するためにはVisualStudioなどでコンパイルが必要です。
〇KeyCastOWの使い方
①コンパイルしたKeyCastOW.exeをダブルクリックして実行します。
②正常に起動すると画面左上部にテキストが表示されます。
なおここで表示されるテキストは筆者が編集してしまっています。
この時点で入力したキーが表示さるようになっています。
③上部の手キスをダブルクリックすることでKeyCastOWの設定が表示されます。
ここで表示されるテキストの調整ができます。
まず行うことはBranding:
の値を空白にすることです。
④Saveを押します。
これによって上部のテキストが消えます。
これで入力したキーのみが表示されるため使用が可能になります。
なお終了時やサイド設定変更を行いたい場合はWindowsのメニューバーのタスクバーからKeyCastOWのアイコンを選択し右クリックすることで可能です。
またデフォルトでAltキー+BキーでKeyCastOWの表示を一時的に停止できます。この場合もまだアプリを終了していない間は再度Altキー+Bキーで表示が可能になります。
本日は以上です。