本日はSubstance3D枠です。
Adobe製品では学割を使用することで非常に低価格で使用することができます。
例えばCreative Cloudは月々2000円ほどでコンプリートプランを使用することができます。
Adobeの提供するソフトウェア群でSubstance3Dに関しては24年現在CreativeCloudのコンプリートプランに含まれていません。
今回はSubstance3Dの学割・教職員ライセンスを試していきます。
〇Substance 3Dのソフトウェア群
Substance3Dのソフトには次の内容が含まれます。
〇Substance 3D Painter
3Dモデルにリアルタイムでテクスチャを適用できる業界標準の3Dペイントソフトウェアです。
自動UV展開、スマートマテリアルとマスク、サブサーフェススキャッタリングなどの機能があります。
すこし御幣がある例え方をすると3D版のPhotoShopのようなものです。
〇Substance 3D Modeler
3Dエキスパート、VFXアーティスト、デザイナー向けのマルチサーフェス3D造形ツールで、直感的に3Dモデルを作成できます。
デスクトップとVRの両方に対応しています。
〇Substance 3D Stager
3Dシーンを設計し、レンダリングするためのステージングツールです。
物理的なライティングとイメージベースのライティングを調整し、フォトリアルな画像をレンダリングできます。
〇Substance 3D Assets
モデル、マテリアル、ライトなど、数千種類もの3Dアセットを利用可能なライブラリです。
これらのアセットは、プロジェクトのニーズに応じて使用できます。
〇Substance 3D Sampler
写真やスキャンした画像を3Dテクスチャやマテリアルのアセットに変換できる写真測量ソフトウェアです。
AI技術を利用して、写真素材からリアルな3Dマテリアルを抽出・編集できます。
またフォトグラメトリも行うことができます。
〇Substance 3Dのライセンス
各ライセンスの料金形態は次のようになっています。
Substance 3D Collection個人版 | グループ版 | 学生・教職員個人向け |
---|---|---|
6,680 円/月 | 13,380 円/月 (1ライセンス)(税込) | 無料 |
グループ版は1つのアカウントで割り当てたグループメンバー複数台のPCに導入できる点がメリットです。
CCのコンプリートと違いSubstance3Dの学生教職員向けは無料となっています。
〇学生・教職員として登録する
①Substance3DのEducationページへアクセスします。
https://substance3d.adobe.com/education/
②アドビのアカウントを持っていない場合アカウントを作成します。(PhotoShopなどのアカウントと同じです。)持っている場合はスキップします。
③AdoveのIDを入力します。
このメールアドレスに通知が飛びます。
④登録しているメールに認証コード付きでメールが飛びます。メール記載のURLへアクセスします。
⑤ここで認証コードを入力します。
⑥学生・教員在籍証明を行います。
通常大学から発行されるac.jpで終わるメールを使用することでスムーズにクリアすることができます。
しかしながら場合によっては追加の書類を提示する必要があります。
この場合次のような内容のメールが届きます。
この場合は学生証、職員証もしくはそれに相当する書類などをアップロードする必要があります。
筆者の場合すぐに学校発行の職員証を出せなかったので、大学から届いた筆者の名前入りの書面を撮影し送付しました。
この場合人間によって判断されているようで筆者の場合3日ほど時間がかかり認証が通りました。
認証が通ると次のようなメールが届きます。
⑦Substance 3d Educationのサイトへ戻りStep4のEnter your redemption code
を選択します。
⑧ここでメール記載の引きかえコードを入力します。
⑨任意で支払情報を入力します。
最後に登録しているメールアドレスにメールが届き利用を開始
を選択すると利用が開始されます。
CreativeCloudをインストールしていない場合はインストールしてください。
インストール後もしSubstance3Dが購入する
表記のままである場合はアップデートを確認
を実行してください
これによってSubstance3Dがインストール
表記に変わればインストールを実行します。
以上で学割・教職員ライセンスでのSubstance3Dの登録と利用でした。