本日はSubstance3D枠及びBlenderモデリング枠です。
先日GitHub上でSubstancePainterとBlenderのワークフローを自動化するアドオンが公開されていました。
今回はこちらを試していきます。
〇環境
・Windows 11 PC
・Substance Painter (Windows CC版)
・Blender4.0
なおSubstance-toolsをBlender3.4で実行しようとしたところ次のように警告文が表示されており4.x系が推奨されているようです。
〇substance-tools
substance-toolsはSubstance3Dを提供しているAdobeではなく有志によるオープンソースのプロジェクトになるようです。
〇導入
①GitHubのリポジトリからリリースページより最新のZipファイルを入手します。 本記事では1.3.14を使用します。
②Blenderを起動します。
③ワールドメニューから編集→プリファレンスを選択します。
④アドオンのタブからインストールを選択しダウンロードしたZipファイルをそのまま選択します。
⑤チェックボックスにチェックを入れることでアドオンが有効化されます。
⑥▼を選択し、設定を表示させSubstancePainterのパスが通っていることを確認します。
〇SubstanceToolsの使い方
正常にアドオンが導入されると3DViewポートにSubstanceのタブが表示されます。
Export and Open in Painterをクリックします。
なお筆者が実行している本日時点ではCameraやLightなどのメッシュ以外のオブジェクトがある場合はエラーが出ました。
これによってSubstancePainterが起動しBlenderのシーンと同じようにメッシュが配置されます。
SubstancePainterで作業をします。
SubstancePainterでテクスチャを書き出します。
Blenderのタブで、Load Painter Texturesを選択することでShaderタブにエクスポートされたテクスチャが自動設定されます。
今までSubstancePainterで読み込んで初めてメッシュが裏返っていたりUVが破断しているなど気が付いてBlenderに戻り、SubstancePainterを立ち上げなおしという凡ミスによる時間のロスが多かったのでこれは非常にワークフローの最適化に役立ちます。