夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

SubstancePainterでUV展開を行う

本日はSubstance Painter枠です。

 Substance Painterではテクスチャを作成することができますが、テクスチャを扱うためにはモデルにUV情報が含まれている必要があります。

 SubstancePainterではUV展開の機能も提供されています。今回はこちらを見ていきます。

〇環境

Windows 11

Substance Paitner

〇使用するモデル

今回はこちらのような宝石上のモデルを使用します。

UVは見ての通りリセットされており、ポリゴンごとにそれぞれ設定されており、このままでは繰り返しが生じてしまいます。

Substance PainterでUV展開を行う

①エクスポートしたfbxをSubstancePainterへドラッグアンドドロップします。

自動ラップ解除オプションを選択します。

シーケンスのラップ解除からシームのセクションをすべて再計算を選択します。

④OKを押しモデルをロードします。

これによってUVが自動で展開されます。

Substance Painterでの自動UV展開のデメリット

SubstancePainterでの自動UV展開は手動でUVを展開しなくてもよいため高速なテクスチャリングが可能となります。

しかしながら、SubstancePainterの自動UV展開では人が見て判別できる整ったUVにならない場合があります。

BlenderでスマートUV展開した場合

 加えて、SubstancePainterでUV展開を行った場合はメッシュを書き出してUVをコピーする必要があります。

 そのため静的モデルかつ簡単な形状などの場合は非常に有用なワークフローとなります。

本日は以上です。