本日はUntiy枠です。
UnityではUnity5以降Unity2016,~2023まで各リリース年のバージョンが名付けられるようになっていました。
しかし最新型のUnityはUnity6というバージョンになります。
先日よりUntiy6のダウンロードが可能となったため今回はこちらを導入していきます。
なお現時点ではプレリリース版であり、正式版と使用などが異なることが予測されます。
〇Untiy6について
Unity6は2023年のUnite 2023の基調講演で発表されました。
単なるアップデートだけではなく、リリースパイプラインの再構築によってグラフィックパフォーマンス、アーティスティックなワークフローなどの機能が強化されました。
それ以外にもGPU Resident Drawer
、GPUオクルージョンカリング
によってもたらされるレンダリングパフォーマンスの向上、AdaptiveProbeVolumesによるライティングワークフローの最適化、WebGPUのサポートなどが発表されています。
また、Unityでは名称のシンプルさを追求した結果従来使用されていたLTS(Long Term Support)の名称を取りやめ、単にUnity6という名前で通るようになります。
〇Unity6の導入
Unity6は公式サイトからDLもしくはUnityHubからインストールすることができます。
①UnityHubを起動し、InstallタブからOfficial release
を開きます。
ここでUnity6を選択ます。現時点でのバージョンはUnity6(6000.0.2f1)です。
②インストールしたいプラットフォームを選択します。
筆者の場合はUWP、iOS、Androidを含めて18GBほどのストレージ容量でした。
③インストール後はUntiyの新規プロジェクトを作成、上部のバージョン選択から6000.0.2f1を選択します。
Unity6では従来から告知されていたクラシックなビルドインパイプラインが削除され、URPもしくはHDRPのみがテンプレートとして選択で行きます。
プレビュー版のローディング画面は次のようになります。
こちらがUnity6の画面になります。
一見すると従来と変わらないようにも見えますがUIなどの一部が変わっています。
例えばBuildSettingsがなくなりBuild Profileに変わっています。
Build Prifileでは従来のBuildSettingsと同様に見えますが、UIががらりと変わっています。
PackageManagerについても従来と大きく変わっています。
以上でUnity6の導入が完了しました。
変更点などはまた別途見ていきたいと思います。