夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Apple VisionProを開発者モードにする

本日はApple枠です。

〇環境

Apple Vision Pro

mac mini (M2)

なおApple VisionProを開発者モードにするためにはXCodeとのペアリングが必要であり、これにはmacが必要です。

〇VisionProの開発者モード

VisionProに向けたアプリケーションを開発する際などはデバイスが開発者モードになっている必要があります。

通常は設定アプリのプライバシーとセキュリティで開発者モードを有効にできますがVisionProの場合はデフォルトで表示されません。

iPhoneなどではXCodeを起動したMacにライトニングケーブルなどで接続してペアリングを行うことで開発者モードを有効化できます。

しかしながらAppleVisionProにはデフォルトで物理ポートが存在せずMicroosoft HoloLensのようにMacとデバイスを物理的に接続することができません。

このためWi-fi経由で接続する必要があります。

①VisionProの設定アプリで一般からリモートデバイスを選択します。

これによってペアリングの準備が完了します。

②同一ネットワーク上のMacXcodeを開き、上部WindowタブからDevice and simulationを選択します。

ここでDisconverdにVisionProが表示されます。

③VisionProのデバイスを選択しpairを選択します。

④VisionPro側にコードが表示されるためこれをMac側で入力します。

これでDisconectedにVisionProが並びます。

⑤VisionPro側で設定アプリのプライバシーとセキュリティを確認するとデベロッパーモードの項目が増えています。

デベロッパーモードを有効化します。

この際デバイスを再起動する必要があります。

再起動後に再度デベロッパーモードを有効にするように選択します。

以上でApple VisionProを開発者モードに出来ました。

Macと行き来が大変ですが、最初の一度のみの設定のためしっかりとこなしました。

これで開発ができるようになります。本日は以上です。