本日はUnity調査枠です。
HoloLensの開発でも主要な開発環境になっているUnityですが、今回はLTSの最新版がリリースされたため変更点やMRTKとの相性などを調べていきます。
〇Unity LTSとは?
Unityでは日々新しいバージョンがリリースされており、本日での最新版では2022.2.0a12が最新のリリースになります。
このようにUnityは最新機能を搭載した新機能がリリースされる反面、新機能や新バージョンではバグなどの不具合や使用するパッケージなどのアセットが対応していない場合があります。 このためUnityでは日々のリリースに加え長期サポートバージョンとしてLTS(Long Term Support)と呼ばれるバージョンが提供されています。
これは2年間の間Unityでサポートされるバージョンという意味で、企業などの案件がらみの使用では好んで使用される傾向があります。また、ユーザーが多く安定しているというバージョンのため、多くのアセットやオープンソースプロジェクトでも開発や動作確認のバージョンとして選ばれています。
MRTKでもLTSバージョンでの使用を推奨されています。
Unityではメジャーバージョンである2017~2022、リリース時のバージョンである.1~.3に続きマイナーバージョンのバージョン番号で構成されています。
例えば、筆者の環境では以下のバージョンが入っていますが2020.3.23f1の場合は2020バージョンの3期、23番というような意味を示します。
今回はLTSの最新版の2021がリリースされたため導入していきます。
〇最新バージョンのUnity2021LTSの導入
①UnityHubを開きインストールタブを開きます。[エディタをインストール]を選択します。
②ここでは様々なバージョンのエディタをインストールできます。
③モジュールは各プラットフォームなどを必要に応じて追加します。
筆者の場合Meta Quest、HoloLensを開発するためAndoroid環境とUWP環境を選択して導入しています。
ダウンロードには時間がかかります。
筆者環境ではインストールが失敗しました。
これはUnityHub 3.xシリーズのバグのようです。
④UnityHubを一度落とし[管理者として実行]で起動します。
しかし筆者環境下ではこの状況でも失敗しました。
VPNを接続して試す方法なども試してみたのですが、エディターアプリケーションのインストールが毎回失敗します。
後日改めて挑戦していきます。