本日はHoloLensの新しい機能であるカラーフィルター機能を使用します。
〇HoloLens 2のカラーフィルター
HoloLens 2のカラーフィルターは最近のアップデートで導入された新機能です。
WindowsPCではアクセシビリティの一環として設定からカラーフィルターを使用できます。
色盲の方や人それぞれの見え方に対して見えやすいようにフィルターを設定できます。
筆者自身も仕事柄長時間PCの画面を見ることが多いため、目が疲れないようにグレースケールなどを使用することがあります。
HoloLens 2の22年前半のOSアップデートである22H1ではカラーフィルターを使用できるようになりました。
設定方法は[設定]アプリから[Ease of Access]から設定できます。
デフォルトではOffになっています。
Onにすることで使用できます。
現在は4種類のカラーフィルターが用意されています。
・Red-Green(Green weak,deuteranopia)
・Red-green(red weak,protanopia)
・Blue-yellow(tritanopia)
・Grayscale
使用することでそれぞれフィルタがかかりますが、これはディスプレイに映し出されているランタイムの映像のみに機能し、キャプチャした映像や画像には適応されません。
HoloLens 2は高額シースルーという特性上屋外や夕方など周囲の環境によってホログラムの見え方が変わることがあります。
カラーフィルターを使用することで場合によっては見えやすくなるということがあるかもしれません。