夜風のMixedReality

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Azure Computer Visionで文字解析を行う その② OCRのテスト

前回は概要の理解とリソースの作成を行いました。

redhologerbera.hatenablog.com

今回はAzure上でテストができるCloud Shellを実行して機能を確認していきます。

〇Cloud Shellとは?

Azure Cloud ShellはAzureで作成されたリソースを確認するために提供されているShellになります。

docs.microsoft.com

〇OCRのテストを行う 

〇Azure Cloud Shellの起動

①テストを行うためにAzure Portalで上部メニューから画像赤枠のアイコンを選択します。

②初期起動時は次の画像のような画面になります。ここではPowerShellを選択します。

③Azure Cloud Shellを使用するためにはストレージサービスが必要です。  新しいリソースグループ(課金)が発生します。

 ストレージの作成を選択し作成が完了すると次のような画面へ遷移します

④次のコマンドを入力、 実行します。

git clone https://github.com/MicrosoftLearning/AI-900-AIFundamentals ai-900

⑤次に次のコマンドを実行します。

 code .

このコマンドはファイルの表示などに使用されるコマンドです。

これによってした画像のように画面が開きます。

ファイル/AZ 900/ocr.pyを開きます。

⑦コード1行目、2行目にそれぞれ昨日作成したCognitiveServiceのサブスクリプションキーおよび、エンドポイントを入力します。

ファイルの保存を行います。

⑧以上で準備が完了しました。  Cloneしたサンプルではいくつかのテスト用の画像が提供されています。

今回はこちらの画像で試験を行います。

次のコマンドを実行します。

cd ai-900

./ocr.ps1 advert.jpg

cdで階層をai-900に下り、ocr/ps1を実行、対象の画像をadvert.jpgに指定しています。

返された結果を見るとspaceごとに区切られて文字列が正しく返されていることがわかります。

以上でテストの実行が完了しました。

次回以降で今回はPowerShellのコマンドで実行しましたが、次回以降でUnityで実行できるように頑張っていきたいと思います。