本日はUnity枠です。
昨日はUnity2023で新しくなったWaterSystemのデモシーンを見ています。
今回はアイランドシーンの実装を見ていきます。
〇Scene01 Island
昨日も紹介した通りこのシーンの海はWaterオブジェクトの子オブジェクトであるOceanオブジェクトにアタッチされているWater Surfaceコンポーネントがコアな実装です。
このWater Surfaceが水のレンダリングシュミレーションを行っていますが、いくつかのセクションに分かれています。
昨日は基本的な設定やマスクを見ていきました。
〇Appearance
Appearanceは外観の設定です。
Smoothnessはその名の通り水面の反射率のパラメータです。
Skyboxを反射するようになります。
Refractionは水中のオブジェクトの色になります。
水中にあるオブジェクトの色味が設定されるので水面上からは水質のパラメータにも思えます。
Maximum Distanceは水面上から見た際の水中のゆがみになります。
Absorption Distanceは吸収距離という意味ですが、カメラ位置からどのくらいの距離まで水の色が付くかという設定になります。
パラメータを調整することで遠くは色がついていますが透明な水を再現することもできます。
〇Scattering
Scatteringは水中の設定になります。
Colorはその名の通り水中色の設定になります。
〇Caustics
Causticsは水中のオブジェクトに落ちる波紋の光を指します。
Virtual Plane Distanceの値はCausticsを投影する距離の設定で、値を調整することでCausticsのぼかしやはっきり描画することができます。
その次のTilingFactorはCausticsの投影時のタイリングを指定できます。
本日はコースティクスまでを見ていきました。