本日はUnity枠です。
〇USDZとは?
USDZはUniversal Scene Description(USD)形式の非圧縮形式を指すフォーマットです。
基はピクサーが開発し、現在はAppleのARプラットフォームを中心に使用されています。
例えばApple製品のOSでは、USDZ規格のデータをOSレベルで3DもしくはAR表示にサポートしています。
UnityではUSDZのサポートがデフォルトではされていません。
公式のドキュメントよりUSDZのプラグインを使用することでUnity内でUSDZをサポートすることができます。
https://docs.unity3d.com/Packages/com.unity.usd.core@1.0/manual/index.html
なおこのプラグインはUnity2023以降のバージョンでのみサポートがされています。
また同じ公式からは2019.4以降に対応している実験パッケージも存在します。
https://docs.unity3d.com/Packages/com.unity.formats.usd@3.0/manual/index.html
今回は後者のパッケージを使用します。
〇パッケージのインストール
パッケージはUnityPackageManagerを使用してインストールします。
PackageManagerの+アイコンを選択しAdd package from git URL
を選択します。
以下のURLを入力します。
https://github.com/Unity-Technologies/usd-unity-sdk.git?path=package/com.unity.formats.usd
これによってUSD
パッケージが導入されます。
これによってUnity上部のワールドメニューにUSD
が追加されます。
USDZのモデルをインポートするにはこのメニューからImport as GameObject
を選択します。
ここでUSDZモデルを選択することでAssetsではなく直接シーンにデータが読み込まれます。
以上がUSDパッケージを使用したUnityでのUSDZモデルのインポート方法でした。