夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Blenderで重力をつけオブジェクトを落下させる。

本日はBlenderモデリング枠です。

〇Blenderで物理演算を行う

Blenderでは様々なことができます。

一般的に多く使われる用途としては3DCGのモデリングですが、ビデオ編集やVFX、また今回行うような3Dであることを使用した物理演算も行うことができます。

今回はその第一歩として重力でモノを落とすという簡単な状況を作成していきます。

〇重力をつけて落とす

Blenderではオブジェクトに対して重力を設定することができます。

今回はBlenderのプリミティブのキューブを落としていきます。

キューブを選択している状態で物理演算プロパティを開きリジッドボディを選択します。

この状態でスペースキーを押してアニメーションを実行するとキューブが落下するようになります。

〇床の設定

このままでは無限に落ちてしまうので床を作成します。プリミティブのPlaneを作成しました。

こちらのPlaneにもリジッドボディを追加します。

キューブとの違いはタイプパッシブに設定している点です。

これによって当たり判定として使用されるようになりました。

〇弾性

デフォルトの状態では弾性は無しになっています。

弾性とはオブジェクトの反発に当たるものでリジッドボディの設定項目から編集可能です。

摩擦はその名の通り摩擦で、上げることで速度エネルギーが奪われるようになります。

また弾性を最大にすることで跳ね回るようなアニメーションも行うことができます。

以上でBlenderで重力をつけオブジェクトを落下させることができました。

本日は以上です。