本日はBlenderモデリング枠です。
Blenderでは様々なことができますが筆者はUnityで使用するためのモデリング用途以外の利用法をあまりしてきていなかったため今回Blenderの基礎を学んでいます。
昨日は物理演算で重力でオブジェクトを落下させました。
今回はBlenderで煙を作成していきます。
〇煙の作成
今回はプリミティブの球体に煙をつけていきます。
①球体に物理演算プロパティから流体を追加します。
②タイプをフローに設定します。 フローは流体の発生源としての設定になります。
③次にどこまで煙が広がるかを指定するオブジェクトを作成します。ここではわかりやすくするために円錐を作成しました。
④円錐オブジェクトにも物理演算プロパティを追加し、流体を追加、タイプをドメインに設定します。
これによって3Dビューポートで煙が描画されます。
スペースキーを押すことで煙が上がるようになります。
〇Cyclesでのレンダリング
ビューポートでの描画は行われていますが、Cyclesでのレンダリングを行った場合には煙が描画されなくなってしまいます。
①円錐オブジェクトに新規マテリアルを追加します。
②マテリアルからサーフェスをなしに設定し、ボリュームにプリンシプルボリュームを設定します。
これによってレンダリングが行われるようになります。
この際に今回はドメインを円錐に設定しているため矢印上に煙が展開されます。
また通常のマテリアル同様にシェーダーの色や放射を簡単に変更できます。
以上でBenderで煙を作成できました。