本日は久々のUnrealEngineです。
筆者はUEFNと合わせて昨年よりUnrealEngineもそれまでにまして触っていましたが、全然記事にできていなかったので今回は基礎的な箇所ですが残していきます。
〇環境
・Windows11PC
・UnrealEngine5.3
〇UnrealEngineのマテリアル
基本的にはUnityもUnrealEngineもマテリアルの考え方は一緒になりますが、Unityの場合はシェーダーを作成し、マテリアルに設定、マテリアルはシェーダーのパラメーターを拡張する形で使用されます。
対してUnrealEngineの場合シェーダーを直接スクリプトとして分離するという概念が薄く、マテリアルが直接シェーダーと一体化している印象があります。
実際にマテリアルを見てもUnityなどではシェーダーとそのパラメータが表示されますが、UnrealEngineの場合は基本的にダブルクリックして直接編集する形になります。
パラメータの編集はマテリアルファイルをダブルクリックして行います。
〇半透明にする
半透明なマテリアルの設定を行うためには主に3つの項目を確認する必要があります。
①BlendMode
の値をTranslucent
へ設定
UnityではTransparentに相当するRenderingModeの設定です。
TransparentとTranslucentはどちらも透明を意味する言葉ですが、Transparentは光を完全に通すガラスやクリアプラスティックなどの透明、Translucentは光を部分的に通す透明を意味します。
②次に透過処理
の項目からLightingModeをSurfaceForwardSharing
に設定します。
SurfaceForwardSharingは、半透明オブジェクトがフォワードレンダリングパスでライティング情報を共有することを意味します。これにより、半透明オブジェクトがよりリアルなライティング効果を得ることができます。
③最後にオパシティ
に1以下の値を接続します。
これによって半透明なマテリアルを作成することができました。
本日は以上です。