本日はUnity枠です。
〇glTFとは?
glTF(Graphics Library Transmission Format)は、3Dモデルに関するファイルフォーマットです。
3Dモデルやシーンを非常にコンパクトに表現できるように設計されており、ファイルサイズが小さく、読み込み速度が高速なことが特徴です。この特徴は、Webやモバイルデバイスなどのリソース制約のある環境での利用に適しています。
開発はKhronos Groupであり、国際的なオープンな規格としてリリースされています。これにより、異なるソフトウェアアプリケーションやプラットフォーム間での互換性が高まり、3Dモデルやシーンデータの交換が容易になります。
内部はJSONまたはバイナリ形式でエンコードされ、特にバイナリ形式のファイルをGLBと呼びます。
glTFはウェブブラウザで直接表示できるため、Web上での3DグラフィックスやAR/VRアプリケーションの開発に適しています。多くのブラウザがWebGLやWebXRなどの技術を通じてglTFをサポートしています。
キャラクターモデルの規格としても知られるVRMはglTFをベースに開発されています。
〇gltFast for Unityとは?
gltFast for UnityはUnity内でglTFファイルを扱うためのインポーターとしてのパッケージです。
通常のアセットとして読み込むことができるほかURLなどからランタイムロードをすることができます。
今回はUnity2021.3.5f1のURP環境で動かしていきます。
〇導入
ReadMeによるとインストールはインストーラーパッケージを使用することを推奨されていますが、このリンクは筆者が試した時点では機能しませんでした。(504)
そこでリリースページからパッケージを入手します。
リリースページからZipファイルを入手します。
Unityを開き、解凍したZipファイルの中身のフォルダをAssetsにインポートします。
上部ワールドメニューからGameObjectの中のコマンドに、Export to glFTのコマンドが現れていれば無事にインポートできました。
本日はインポートまで見ていきました。
筆者の個人的なことですが、現在MixedRealityをめぐる旅に出ており、アメリカにいるのですが、思ったより体力を取られており、今回は短いですが以上です。